近代修養の巨人、常岡一郎師の中心思想を学びます。 


by ryukoin

カテゴリ:真理への憧れ( 6 )

小さいものならつかんでつかめる。
大きいものは手でつかめない。
コップは小さいからつかめる。
ペンもつかめる。
しかし、テーブルはつかめない。
家はつかめない。城はつかめない。

小さいものは「摑(つか)んでつかむ」、
大きいものは「摑まれてつかむ」のである。

城を取るということは、つかんでとるのではない。
その城の中にはいってしまうことである。
完全に城にはいったとき、
その城をとったということになる。
[PR]
by ryukoin | 2006-12-18 09:45 | 真理への憧れ

心の消化

一枚の草の葉も牛が食べたら牛肉になる。
虫が食べたら虫の養いになる。
大地とけこめば肥料になる。

偉大な人にとっては、苦難も、欠乏も、悲しみも、
一切が悟りの力になる。
伸びるための血となり肉と成る。

われわれは悲喜こもごもの人生に処している。
身に迫るものを取り入れて、
悲しい末路を生むか、
尊いものを生むか、
それは自らの心の力による。
[PR]
by ryukoin | 2006-12-15 10:21 | 真理への憧れ

平 和

平均のとれた調和、それが平和である。
平均がとれる。釣り合いがとれる。
釣り合いがとれたら、見事に調和が保たれる。
見ても気持ちがいい。
これが平和の姿である。

まず、平均をとること、これが平和への第一歩である。

平均がとれる。釣り合いが取れる。
それは中心が定まっている時の姿である。
物の中心を見つけてそれを守る。
それが平均と平和の許される道である。
[PR]
by ryukoin | 2006-12-14 08:27 | 真理への憧れ

争い心

水蒸気のないところに雲は生まれない。
雲のない空から雨は降らない。
雨のもとは雲、雲のもとは水蒸気、
雲が見たく無いなら水蒸気を散らすことである。

わがまま、得手勝手、利己主義のないところに
争いは生まれない。
争い心の無い人の集まりから平和は生まれる。

しかし、人間一人一人の心の中から、争い心、わがまま、
利己的な考えを取り去ることの重大さに気づく人は少ない。
[PR]
by ryukoin | 2006-12-12 08:41 | 真理への憧れ

自然の裁き

人は目の前の出来事にとらわれやすい。
表面的な世の中の移り変わりに心をとらわれやすい。
そのためにもっと大きい。もっと正しい。
偉大な力のあることを忘れがちである。

この世は偉大な大自然の裁きがある。
整理がある。天地の運行がある。

その自然の力と働きを計算に入れることを忘れやすい。
この大切なことを忘れて、前途の計画をたてようと
するから当てがはずれる。思い違いもはなはだしい。

これが後で芽の出ない行き詰まりを生む。
不運に泣く原因となっている。
[PR]
by ryukoin | 2006-11-30 09:43 | 真理への憧れ

宝(たから)

宝は常に宝ではない。
宝を宝として見出す力があってこそ、
はじめて宝としての尊さがある。

生きている有り難さ、
世の中の有り難さは限りが無い。
しかし、味わう力の無い人、
見つけ出す心の力の出来ていない人には
わからない。

※味わう力を身につけましょう。
 
 弘法大師は「医王の眼には、道にふれてみな薬なり」
 (医学の知識のあるものが見ると、路傍の植物は
 みんな薬である)と説いています。
 
 有り難いことは世の中にはたくさんある。 
 ただ、それを見る眼が無いだけなのです。
[PR]
by ryukoin | 2006-08-01 23:21 | 真理への憧れ