近代修養の巨人、常岡一郎師の中心思想を学びます。 


by ryukoin

カテゴリ:鏡ー生きるための反省( 16 )

まず自分を空にする習慣をつみ上げたい。
骨身おしまぬいそいそとした働き、
けちにならぬように気持ちの良い出し方、
報恩の念にもえる人になる。
これが人間同士の親しみあいの基礎になる。
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by ryukoin | 2007-06-09 08:46 | 鏡ー生きるための反省
親しみの反対はにくしみ、いかり、不平、不満、無理解である。
利己的な固まった考え方、排他的なとげとげしい狭さ、
独りよがりの頑固さ、これが親しみを害する。
大自然のみ親の一番嫌いなこころの姿ではあるまいか。
自然に逆らうものはなやむ。枯れる。滅びる。

つづく
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by ryukoin | 2007-06-07 16:25 | 鏡ー生きるための反省
自分を空にすることは自分が無になることではない。

自分の力が他に捧げつくされて、
他人の感謝に姿をかえて自分に返ってくる。
人のよろこびとなって自分に親しんでくる。
自分の親しみや尊敬に組みかえたことになる。

続く
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by ryukoin | 2007-06-06 08:16 | 鏡ー生きるための反省
自分を空にする。
人を愛する。人に奉仕する。人をよろこばす。

そんな人は人から感謝される。好かれる。

それでこそ自他一体の心の安らかさが生まれてくる。

喜びが湧く。親しみは深まる。

続く
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by ryukoin | 2007-06-04 06:32 | 鏡ー生きるための反省
親しみは空から生まれる。
うなぎが好きな人にうなぎを出す。
しかし、その人が満腹、喉までたべていた。
隙間がない。
この場合はいかに好物のうなぎでもいやになる。
親しめない。

日頃、麦飯はきらいだという人がある。
しかし、三日も食べない。
米は一粒も腹にない。
まったくの空腹である。
その場合、その人は麦飯のにおいまで好きになる。
麦飯に舌鼓をうつ。
日頃、嫌いなものにも親しむ。

つづく
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by ryukoin | 2007-06-03 08:27 | 鏡ー生きるための反省
コップがある。
ビールが満たされている。
しかし、手や指がはなれている。
指とコップの間に隙間がある。
親しみがたりない。
それではコップは自由に動かせない。
ビールを自由に飲むことができない。
隙間の無い親しみが自由の許される唯一の道である。

人間の心と心が結び合う。
隙間なく溶け合う。
理解し合う。
これがすべての幸せのもとになる。
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by ryukoin | 2007-05-18 20:42 | 鏡ー生きるための反省
結婚した。
しかし、背中あわせ。
身と心に隙がある。
夫婦が親しめない。
一体になれない。
それでは新しい生命は生まれてこない。

大地の水、大気の日光、
この陰陽が調和する。
そこに草や木のいのちが許されている。
いのちを生むのもまた親しみである。

つづく
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by ryukoin | 2007-05-16 09:07 | 鏡ー生きるための反省
バナナがほしい。それならまず果物屋に行く。
先方の好きなお金を差し上げる。
それから自分のほしいバナナが与えられる。
ほしいものを得たい。そのときいくら願っても無駄。
まず先方の好きなことをする。
それから自分のほしいいものが与えられる。
これが順序である。

いのちと力がほしい。
自由自在の許しがもらいたい。
こう願うならまず大自然の好きなものを差し出すほかはない。
それは親しみあい、とけあいである。

つづく
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by ryukoin | 2007-05-13 10:13 | 鏡ー生きるための反省

いのちと力 自由自在②

銀行員は毎日、幾千幾億の金を使う。
しかし、これは他人の金、預かった金である。
自由に使うことは出来ない。使ったら大変である。
責任のみ重くて自由に使えない金は
よろこびより疲れが先に出る。
たとえ少なくても自由に使える月給のほうが
はるかに有り難い。
自由のついていない幾千万より自由の許しをもった
数万円が有り難い。

人間の幸福の基本は、いのちと力と自由である。
だから、どうしたらいのちが生まれるか。
力を生むものは何か。
自由自在の許される源はどこにあるのか。
これをはっきり摑む。それを守り抜く。
そこに全心全力をつくす。
こんな人が願わずとも幸せをたのしむ人ではあるまいか。
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by ryukoin | 2007-04-24 07:53 | 鏡ー生きるための反省

いのちと力 自由自在①

人にとって一番ほしいものは、
いのちと力と自由自在ではあるまいか。

殺すといわれたら顔色がかわる。
いのちがなくなったら万事終わりである。
よろこびも、楽しみも、うれしさも、悲しみも、
いのちあってのことである。

鳥のまさに死なんとするやその声悲し、
人のまさに死なんとするやその言うよし、
といわれている。

いのちこそ人間の基本である。

生きている以上は力がいる。
金力、体力、腕力、知力、権力、学力、動力、
生きるための守りはすべて力である。
しかし、その力があっても、自由自在に
使えなければ何にもならない。
力を使う自由が尊い。

続く
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by ryukoin | 2007-04-22 00:38 | 鏡ー生きるための反省